さ・む・い
・
こんなに さむい
おてんき つくって
かみさまって
やなひとね
- 阪田寛夫 『カミサマ』 -
春は名のみ、である。
きょうは三月三日。おひな祭りだというのに、さむい、さむい。
北風ピープー吹いている。
全然、地球は温暖化なんかしてねーじゃねえか!
ジャンジャン二酸化炭素、吐き出さんかい!!
てな、気分である。
でもね、そんな風に言ってはいけません。
こんな日は阪田寛夫さんの詩みたいに、すこしカミサマにすねてあげるのがいいのです。
私みたいなおっさんが言ってもダメだけど、かわいい女の子にこう言われると、カミサマ、ちょっと赤くなって早く春を連れてきてくれるかもしれない。
あったかい春、早く来ないかなあ。
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